うちの近所の中学生が噂していた話です。 ある家に強盗が入る。ボケた老夫婦、息子夫婦、その子供二人が住んでいたらしい。 家の中に忍び込むと老夫婦を殺し部屋を漁った。装飾品は出てくるが現金が乏しく、息子夫婦と子供が寝ている部屋に入った。 4人とも寝ておりまず両親を殺害、部屋を漁っているといつの間にか背後に寝ていたはずの幼い姉妹が立っていた。 『邪魔者を殺してくれて有難う。お金はあげるから家を汚さないで?』 親の財布と現金の場所を教え、ご馳走まで出され気味が悪くなり強盗はさっさと家を出た。 翌日その家に警察が入るが、姉妹は泣きながら強盗の顔や容姿は判らない。と答え、姉妹は遠い親戚に引き取られ、其の家は売り払われ子供たち名義の財産とな り裕福に暮らしたそうだ。 虐待されていた等の話もなく姉妹が強盗を庇った理由も判らないらしい。 噂をする中学生の義父の親戚がその強盗でそれから自首し、後に聞いた話だそうだ。
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「できちゃった」の女の一言を受け、責任を取るつもりなど最初からない男。手術費用も出すつもりもさらさら無い。 そこで妊婦の腹にパンチを入れて流産させる「流産パンチ」なる行為が行われているという噂がある。 その際、角度が大切だとか流産キックバージョンも存在するとか云われており、パンチを受けた女性は子供が産めない体になるという話もある。しかしながら、都合よく流産だけさられるのかは疑問である。 どこどこのヤンキーがそれをやったとか、詳しいコツらしきものの話は各地にあるらしいが、DVで起きた事故から派生した話なのかも知れないが・・・・・
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某国の人気観光地での話。 日本人ツアー客を案内する日本語堪能な現地人ガイドが怖い話の一つとしてこんな話を披露する。 「この国が××の植民地だったころ現地人達はひどい扱いを受けていた・・・・・・・」 その国が列強の植民地だった頃、現地の人々は相当迫害されていたという。中でも残酷な話として語り継がれている話がある。 どうやらその当時、植民地への移住計画があったらしく、現地人の人口を減らそうとしたらしい。そのために、まず蛇を用意する。そして若い現地人の女を捕まえてきて、性器の中に蛇をもぐりこませる。 奥まで入った頃、一気にその蛇を引き抜く。すると蛇の鱗が逆立ち、女性器がずたずたになり使用できなくなるという。 そのような外傷で子供が生めない体になるのかは分からないが、現地人はそれらの仕打ちを忘れていないようである。
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夜帰宅して音楽を聞こうとCDもしくはMDプレーヤー電源を入れて再生ボタンを押したとき、大音量で音楽が流れたことはないだろうか? 前回そのプレーヤーで音楽を聞いたときには普通の音量だったはずなのだが、なぜか音のボリュムがMAX近くなっている。もしくはテレビの音量、チャンネルがなぜか家を空けて帰宅すると変わっている、ということがないだろうか。 ある若い女性がこういった現象に悩ませられることがあった。仕事が終わり帰宅し、何気なくテレビを付けると凄い音量が流れたり、またCDプレーヤーの音量に関しても同様の現象が時々起こる。 自分で誤って音量部分に触れてそのようになったのだろうと気にも留めなかった。テレビのチャンネルも前回見たときと変わっているのも無意識に自分で操作してしまっているものだとそれほど意識せず生活をしていた。 ある日女性は、仕事中に体調を崩して午前中に早退することにした。そして一人暮らしをしているアパートの自分の部屋の前に来たとき異変に気づく。 廊下側に面している風呂場の窓が曇っているのだ。そして明らかに誰かが入浴している音がする。 怖くなった彼女は警察に通報し、お巡りさんに来てもらい、一緒に部屋に入ってもらうとやはり誰かが風呂に入っている。 警察官が風呂場に踏み込むと、入浴していたのは見知らぬ若い男だった。 男は空き巣で入った女性の宅のスペアキーを盗み出し、もう一つ作って彼女が外出中に勝手に生活していたのだ。 男は部屋にあった女性の写真を見て好意を抱き、彼女の存在を近くに感じたかったので、彼女が使う風呂、トイレ、ベットを使用し、帰宅するまでには元通りの状態に戻して自分の帰るという生活を続けていたのだ。 しかしながら男は、ただ女性の留守中に生活するだけでは気持ちが満たされず自分の存在を示すささやかなサインを残していた。 それがCDの音量であったり、テレビのチャンネルだったのだ。 自己顕示欲の強い人間は犯罪を犯した後、自分の存在を示す「何か」を残すことがあるようで、空き巣が侵入宅で糞便をするというのもそういった心理あるようだ。 音量などが変わるということが頻繁に続くようなら注意した方が良いかも知れない。
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遠洋に出て長期間漁を続ける場合、閉鎖的環境や様々なストレスから争いが起こるので、それをまとめる船頭の統率力が大切だと云う。 船は小さく閉鎖的ではあるが一つの社会である。社会において秩序を保つことは重要で、船頭の裁量は船で出した死者の数に反映されるともいう・・・・・ 船で出た事故死者数の中には本当に事故で亡くなった人とそうでない場合がある。つまり表向きは事故死扱いだが、殺されたというケースも中にはあるという。 大型の漁船だと多くの人が集まって過酷な漁が成り立っているのだが、中には秩序を乱す者も当然出てくる。 再三の注意にも耳を貸さず、仕事は手を抜き、いつも他の船員達との争いが絶えず雰囲気を悪くする。只でさえ船の仕事は楽ではない。そんな折に勝手なことをして秩序を乱す者の存在は迷惑を通り越す。 そんな問題ある人物は「事故死」する場合が多い。 たとえ陸から遠く離れた船の上で、誰かに荒れ狂う海に突き落とされたとしてもそれは事故とみなされる。 「船で死者を出したことがない」というのが船頭にとって誉れなことなのは、仲間同士で殺し合いをさせないだけの人徳と統率力を有していることを示す隠喩でもある。
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