海外ツアーに本物の銃を撃てる射撃ツアーがある。 ガンマニアにとってモデルガンではない本物の重厚感と撃ったときの衝撃はたまらない。 実弾を思い切り的に打ち込めるスリリングさは爽快である。 しかしながら、撃つのは的だけとは限らない。毎年必ず自殺を目的にツアーに参加する人が出てくるのだという。 海外の実弾射撃場でアルバイトをしながら現地で暮らしていた日本人の方の話である。ある日、日本人の観光客が団体で射撃場に訪れていたときに事件は起きた。 突然観光客の一人が自分の頭を銃で撃ったのだ。 観光客は即死、すぐに警察を呼んで事情を説明した。 「何があった?」と地元警察。パニックになったその人は「アクシデント!」と言ってしまった。 事故と勘違いされて、銃の取り扱いに関する過失があったのでは?と疑われ長時間の取調べを受ける災難となった。 そこを訪れる観光客は銃を撃てるということで大抵わくわくして明るい顔をしているが、自殺者は暗い顔だったのが印象的だったという。 その方はこの事件を機に射撃場でのアルバイトを辞めた。
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知り合いに社内いじめを受けている人がいます。 彼はアスペルガー症候群で、自閉症らしく人には真似が難しい能力があるものの、集団にはうまく馴染めず、とても臆病なのと言語コミュニケーション能力の障害と、強い義務感から自己主張がほとんど出来ません。 意地の悪い輩は彼のそういう弱点に付け込んで意地悪したり孤立させたり陰で色々やってます。 でも不思議な事に、そうやって彼を深く傷つける人には徐々に不幸が訪れています。 例えばいじめの中心人物だったババアは何故か不自然に開いた道路の穴に自転車ごと落ちて顔面を強打して一部顔面麻痺し、意識にも少し障害が遺りました。 彼を裏切って家族ぐるみで傷つけた友人は破産して、しかも最近ひき逃げをして人生破滅しました。 今度は友人の家族が崩壊する番ですね。 自閉症のように裏表を持てない障害を持った人は多くが非常に純粋なので怨む時は前身全霊心から怨むので障害者をないがしろにしてはなりませんね。 彼は相手が大きな謝罪と賠償をするか死ぬまで怨み続ける。例え相手が死んでもその魂を地獄へ引きずり込んで最大の苦痛を与えられるだけ与えてやると言って います。 そこまで人を怒らせるような事をする事自体大きな罪なのでただ単に仏罰が当たっているだけかもしれないですが真相はいかに…
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某大手家電販売店のある店には有名な客がいる。通称ネズミ女。 彼女は太った中年で、身なりがかなり汚らしい。髪はたらたらと伸ばし放題で、体臭もキツイ。 ネズミ女。彼女がなぜそう呼ばれているかと言うとその汚い身なりのせいではなく、いつも買いに来る変わった物がその由来である。 彼女が買いに来るその変わった物とは、携帯の充電器のコードである。それも10回以上お買いあげしている。 はじめは店員一同、充電器のコードばかりを何に使っているのか謎であった。しかしあるとき、彼女が言った一言がその謎を解いた。 彼女は会計のときにぼっそと 「いつも齧られるのよね~、困っちゃうわ」 どうやら彼女はゴミだらけの部屋でネズミと同居しているらしい。
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ある家族の息子が夜中に喉の渇きを覚え台所まで水を飲みにいった。電気をつけるのも面倒だったので暗い中手探りで蛇口を探しているとおかしなことに気が付 いた。 いつもならどんな深夜でもトイレなどで息子が起きるとその家の飼い犬のポチが必ず喜んでじゃれてくるのに今日に限ってなにもない。 「おーいポチー?」と呼び掛けるとしばらくして ペチャペチャと手のひらを舐める感触が。ここにいた のかと安心して床に戻り、翌朝母の悲鳴で飛び起きた。 部屋がものすごく荒らされていて財布、手帳、その他金品が全てなくなっていて、なんと飼い犬のポチが首をザックリと切られて死んでいた。 実は息子が昨日水を飲みにいったときにすでに空き巣が侵入しており、吠えられるのを恐れた犯人はポチを殺して息をひそめて隠れていたのだ。そして息子の呼 び掛け飼い犬が応じないのは怪しまれると思い犯人は犬になりすまし息子の手を舐めていたのだった。
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ある田舎町のはずれにオンボロの一軒家があった。 その家の前にはみすぼらしい浮浪者がその周辺の雰囲気に馴染み生活していた。彼はすべてを目撃していた。 ある夏の夜のこと、一人のお坊さんがそこのボロ屋を尋ねた「すみませんが旅の途中寝床に困ってしまい一晩宿をとらせてはくれませんか?」 家の主人は嫌々な口調で「あいにく家は狭いし汚いしね、人様を泊めてやる余裕なんかないんでぇ」と追い返そうとしたが坊さんが 「礼ならいくらでもします」と言って胸元の札束をちらつかせた。すると主人が打って変わったように「いやこれは失礼した! どうぞどうぞ!汚い家ですが遇しますぞ」と言って坊さんを家に入れた。 翌日から坊さんがその家から出てきた所を見た者はいない。 数日後、浮浪者がゴミを物色していると隣のボロ屋の庭から声が聞こえてきた。隙間から覗くと庭 で主人のその息子が生きた鯛を買ってきたらしくその新鮮な身に包丁を入れるところであった。 なぜこんなボロ屋に住んでる奴があんなご馳走を。悔しさと羨ましさとの気持ちで覗いていると、鯛の身に包丁がざっくりと切り込み! 「おっ父、坊主を殺したときにそっくりだのぉ」
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