通り魔の因果 2011年2月15日 at 3:58 AM
1981年6月17日、東京深川で女性4人幼児2人を次々と包丁で刺し、さらに女性一人を人質にして中華料理店に立て篭る「深川通り魔事件」が発生した。
犯人(当時29歳)は篭城して7時間後に警官に取り押さえられた。そのときの白のブリーフ一丁の姿はあまりにも有名である。
しかし、この事件には驚くべき事実があった。
犯人の祖父はかつて深川で刺殺されているのだが、なんと相手は最初に殺傷した親子連れの母親の祖父であったのだ。
勿論、犯人はその事実を知る由もない。ただの通りがかりの犯行である。
つまり、因果が世代を超えて犯人に復讐させる結果となったのかもしれない。
この事実は一部のマスコミ関係者だけが知っていたが、被害者の人権保護の為に闇に葬られたのだった。
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