訃報ニュース 2010年9月11日 at 8:48 AM

テレビは時に霊界との接点となり生ける者にコンタクトを取ろうとする。

砂嵐の中に突如ゴミ処理場などの映像が流れ、
「明日の犠牲者は以下の方々です」
というテロップとともに明日故人となる予定の人物名が延々と流れる・・・という話は有名である。

しかし、霊感を持つ方が視聴した訃報ニュースは少し違っていた。

深夜帰宅し、テレビを見ていたがいつの間にかうとうとしており付けっぱなしで寝入ってしまった。

しばらくしてふと気が付くとニュースキャスター(男性)があり得ないことをしゃべっている。

「明日のお亡くなりになるのは××○○さんです」

「明日のお亡くなりになるのは××○○さんです」

それを繰り返している。

「これはヤバい」とテレビを見ないようにしていると
しゃべる内容が変わって行き

「××○○さんはもう死にましたか?」

「××○○さんはもう死にましたか?」

予言的内容から視聴者に問いかける形になっていった。

キャスターが言う「××○○さん」はまったく聞いたことが無い名前である。
訃報を伝えるニュースが怖くて仕方がないのだが、テレビを消す勇気もなく黙って聞いているしかなかった。

「応答がありませんねえ」

キャスターは中継の不具合の時のようなコメントを言うと

「××○○さんは明日死ねばいいなあ」

そう呟いてニュース番組は突如終了し、砂嵐に戻ったそうだ。


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